nakamichiの歩み
nakamichiのはじまりは、1962年設立の有限会社井原メラミン工業所。
社名のとおり、メラミン塗装をメインに室内装飾への塗装を生業としていました。
塗装と言うと、ペンキを使って刷毛で塗って乾かす、といったイメージが多いかもしれませんが、私たちが主とするのは焼付塗装。
焼付塗装とは、色を付けたあとに高温で熱し、塗料を硬化させて色を定着させる手法。
使う色や商品の形状、そのときの気温や焼付温度によって塗り方が異なる、とても奥の深い塗装です。
難しい反面、色の深みや趣は焼付塗装ならでは。
そのノウハウを弊社は長年かけて開発し伝承してきました。
その結果有難い事に様々な企業様より評価、信頼を頂き、現在に至ります。
今後は、対企業様向けだけでなく、一般消費者の方々にもぜひnakamichiの味わい深い製品をご堪能いただきたく、金属製品の雑貨・家具をご提供してまいります。
弊社の職人が一丸となり、塗装屋の名に恥じぬよう自信を持って製造した商品を、どうぞお手にしていただければ幸いです。
手塗りによる最上の塗装を
nakamichiの仕事は、金属製品に最上の塗装を施すこと。
ひとつひとつ丁寧に、職人がこだわりと誇りを持って手作業で製品に命を吹き込んでいます。 自動化された塗装では実現できない味わい深さ、奥ゆきはnakamichiならでは。
また、金属塗装といっても、塗り方や塗料はさまざまです。
一方の塗装対象も一点モノ、複雑な造形、設置場所といった具合に多種多様。
nakamichiでは、ご依頼いただく対象物やお客様のご要望をしっかりと伺い、もっとも適した塗り方、塗料で最上の塗装品質を提供しています。
多くのお客様からご依頼をいただけているのは、nakamichi品質だからこそだと自信を持ってお伝えできます。
製品ができるまで
nakamichi品質を実現する金属塗装の流れをご紹介します。
1. 塗装面の脱脂・研磨
塗料をムラなくキレイに塗るために、以下のような処理を実施します。
- 脱脂:汚れや錆、脂分を除去します。
- 研磨:表面を均一にするために研磨します。
2. 調色処理
こだわりの色を作り上げるため、色調処理を実施します。
単純に色を混ぜるのではなく、仕上がりの色を想定した細かな調整が必要となる、金属塗装の要ともいえる重要な工程です。
3. 下塗り
本塗装する前に、下塗りを実施します。
下塗りをすることで、表現させたい色を確実に出すことができたり、色ムラを防いだりすることが可能です。
また、下塗りには防錆機能も含まれているため、色持ちを良くする効果もあります。
4. 本塗装
目的の色になるまで複数回塗装を実施します。
塗装色によって異なりますが、最低でも2回は塗布します。
5. 焼付・冷却
塗料を硬化させるために焼き付けを実施します。
塗料によって焼付温度や焼付時間が異なりますが、概ね100℃〜180℃、30分〜60分。
焼き付け後は、一気に冷却すると塗膜が均一にならない可能性があるため、時間をかけて自然冷却します。
6. 品質チェック・完成
色ムラの有無、塗膜の厚さ・硬さ等、塗装面をチェックし、問題がなければ完成です。
不具合があった場合は再塗装を実施します。
積極的に新しい風を
nakamichiは進化を続けるため、国籍にこだわらず多様な人々を積極的に採用しています。
もちろん、労働者不足問題が根底にあるものの、新しい価値観や多様な視点を持つ外国の方々を迎えることは、今後も最上の塗装を提供しつづけるうえで必須だと考えています。
さまざまな言語が飛び交う工場は、今日も活気と笑顔に満ち溢れています。
nakamichiオリジナルのカラーバリエーション
熟練職人が生み出す“黒クリア”
nakamichiがおススメする「黒クリア」は、弊社の熟練職人が発色にこだわり、微調整を重ねてできる特殊な色味。 うっすらと滲むまだら模様は、「高級」の一言では表せない、奥ゆき、味わいのある仕上がりが特長です。 nakamichiの技術の粋を集めた色合いをご堪能いただけます。
人気の定番カラーもご用意
マットな雰囲気も感じる深みのある黒
明るい室内にピッタリの清潔感のある白
部屋のテイストを選ばないライトグレー
好きな色が必ず見つかる
40色以上のカラーバリエーションを
ご用意しております
※掲載の色味と実際の商品の色味は
異なる場合があります。